花ひとつ咲いてねぇ道なんて

つまんなくて歩けねーぜっ

『初恋ギモーブ』インパクト

こちらの素敵な企画に、僭越ながら参加させていただきます!


さて、私が担当させていただきますのは、我が推し、小林豊さんの「恋するスイーツレシピ」、通称「恋れぴ」からの1曲、『初恋ギモーブ』です。

 

まずは、恋れぴをご存知ない方に簡単な説明を。

公式サイトにすらプロジェクト詳細の説明文がなくなっていたので、CDの販促コメントから引用します…

「切ない恋」と「甘いスイーツレシピ」がなんと歌になりました。
元パティシエ経験、製菓衛生師免許を持つ、現仮面ライダー俳優「小林豊」がオリジナルスイーツレシピを作り
そのレシピを元に月9『失恋ショコラティエ』で女性に大人気の漫画家「水城せとな」氏が初の作詞を手掛けた
とてもかわいくて甘くて切ない曲がいっぱい。

 

全然簡単じゃない!

一言で言えば、パティシエ経験を活かし、スイーツをコンセプトとした楽曲を、歌って!踊って!さらにスイーツを作る!ソロプロジェクトです!

※と言っても、所属レコード会社等々、現所属とは異なるものです。

 

cookpadにレシピが掲載され、そのスイーツにまつわるドラマを交えたショートMVがYouTubeに公開される…。

スイーツ!歌!ダンス!お芝居!クッキング!

まさに、小林豊にしかできないエンターテインメントコンテンツなのです。

 

2014年11月19日のファーストシングル発売を皮切りに、3ヶ月連続のリリース、そしてライブ。

当初バレンタインまでとされていた活動が、好評につき延長され、CDシングルは計5枚、ベストアルバム1枚を発売するに至りました。

そしてライブDVD3作のうち1作品は、VR特典までついた、とても革新的なプロジェクトでした。

なぜこれが惜しまれつつ終わってしまったのか、等の話をし始めると、小林推しは血の涙を流し始めるので、大人の事情があった…とだけ、記しておきます。

 

 

さて、その中で「初恋ギモーブ」とは、シングル2作目の「恋するスイーツレシピ2」に収録されている1曲です。

 

恋れぴCDも、当時はリリースイベントが行われておりました。

各地で行われるリリースイベントでは、歌の披露とともに、トークショーが展開されていたため、歌うのは常に2曲。

各シングルタイトル曲と、もう1曲は何か…?

それが楽しみで通う喜びがありました。

 

当時の私は、リリースイベントで遠征をする、という発想には至っておらず、ひたすら関東に来てくれる日を待ち続けておりました。

そのため、各地のレポを探して、どんな曲を歌ったのか、どんな衣装だったのか、トークショーではどんな話をしたのか、Twitterの恩恵を十二分に受けながら、自分も参加する日を楽しみにしていました。

 

 

 

そんな中で、「初恋ギモーブ」が初披露を迎えます。

 

 

初披露に立ち会えなかった悔しさを噛み締めながらTwitterを覗けば、「かわいい」「かわいい」「かわいいの暴力」で溢れかえるレポート…

一体何が起きたのか、(わかるけど)わからないほどに、目の前を埋め尽くす「かわいい」の悲鳴。

 

そして飛び込んできた、「ペンギンダンス」の文字。

 

 

ペンギン……ダンス……?

 

 

🐧❓

 

 

ペンギンよ、きみは…… 踊るの… か……??

 

 

🐧🐧🐧❓❓❓❓❓❓❓

 

 

 

 

とにかくそのかわいいの阿鼻叫喚地獄絵図を目にしてからというもの、早くそれを浴びたくてたまらなくて、その日が来るのを今か今かと待ち続けていました。

 

テレビもネット配信もあるこのご時世で、各地を回るリリースイベントでのみ公開されていくコンテンツ…

 

全てのリリースイベントを追いかけていれば、難なく目にすることが出来ていたのかもしれません。

 

 

いつ見られるのかもわからない、まだ見たことも聞いたこともない曲の披露を、心待ちにしている…。

そんなワクワクした日々を当時は送っていたのです。

 

 

 

いつものボイメンのリリースイベントも、おそらくそんな感じでした。

ツアーとCDリリースは別物。

だからリリイベで少しずつ解禁されていく。

 

それがこの2019年は違った気がします。

 

誠のツアーに合わせて、誠単独のシングルがリリースされます。

リリイベの小さなステージではなく、ライブハウスの大きなステージで、熱狂の中、披露される楽曲たち。

 

そしてそれは、ボイメン全体にも起こります。

ホールツアーの中で発表された新曲リリース。

セットリストに少しずつ含まれていく楽曲。

カップリングも含めて、ライブの中に組み込まれ、早くも鮮烈な色を放っている曲に、圧倒されました。

 

楽曲の強さに、相応しい舞台が用意されている。

 

それはそのまま、2019年の彼らを示す強さでもあったと思います。

 

 

 

 

 

話が逸れました。

 

時間を巻き戻して、

さあ、そして、その日は訪れます。

 

私が初めて「初恋ギモーブ」を目にしたのは……

当時の手帳を見ましたが、参加したイベントと特典会の記録はあるけど、歌った曲の記録がない!!!

何してるの!!!私のバカ!!!!

 

記憶している限り、おそらくリリイベでは遭遇出来ずじまいで、初ライブまで持ち越しだったような…

 

 

ともあれ、かわいいの暴力は容赦なく私にも襲い掛かったのでした!!

 

さあ、皆様もどうぞ味わってください!

既にご経験ある方も、ぜひ今一度!

 

開始20秒あたりから始まるのが、ペンギンダンスです!!

映像自体は東海Walkerさまによるアンコールライブのダイジェスト映像です!

そのままインタビューも見られますので、ぜひ最後までご覧下さい!

 

 

 

いかがでしょう?

遠慮なくどうぞ! せーのっ!!

 

 

 

 

\か わ い い!!!/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うん、知ってる!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

ファイナル、と銘打たれたライブでも、この曲は披露されています。

 

 

ハートはギモーブのように

という歌詞のところで、指ハートを作って左右に揺らし、最後は前面に押し出す振りがあります。

 

ファイナルライブの中で、今見ている景色をもっと目に焼き付けたくて、私はこの指ハートの中から推しを見る、という遊びを始めました。

 

歌詞の中に出てくるのは2回。

ライブは名古屋2回、東京1回… 計6回だけの楽しみ。

本当は終わってしまうのが悲しくて仕方ない時間の中で、私にしか見えない景色を見つけた喜びは、せつなくて、でも思い出すと笑顔になれる、大切な思い出になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

その日から今日に至るまで、「初恋ギモーブ」は1度も歌われていません。

 

 

 

 

 

 

 

 

いま、楽しくボイメンを応援できているのは、悲しい思い出も、悲しいだけじゃなかったから。

 

「ない」ことを悲しむのは悪いことじゃない。

「ない」という感覚を覚えるということは、そこに「あった」ものを覚えているから。

 

 

誰も、何も、悪くはない。

 

 

失ったものも、失ったことすら愛して進めば、きっともっと強くなれる。

 

 

そうやって今が、これからがあると思うのです。

 

 

 

 

 

 

 

想定よりスケールのでかい話になってしまいました…。

 

ボイメンの楽曲からの1曲ではなく恐縮ですが、今の自分に繋がる大切な曲として、紹介させていただきました。

 

これからの1歩を歩み出す、最初の大きなイベントが、学園祭で良かったのかもしれない。

うんと楽しんで、笑って、新曲リリースを迎えたいと思います。

 

 

最後までお付き合いありがとうございました!

 

皆様にも、素敵な楽曲とともに素敵な思い出が産まれますように!